今年、段戸川C&R区間では成魚放流を止めるというチャレンジを開始した年でした。
ヒレピンの魚が釣れることを目指しての取り組みです。
しかしながら、「普通のC&R区間と違って魚影が薄いじゃないか!」という誤解を生む可能性もあるシーズンでした。
実際、「アマゴよりもブラウンが多くなったのではないか」という声も聞きました。
今は過渡期と考えて下さい。
今年の2月北海道大学から「放流しても魚は増えない」という論文が発表され、内水面業界では議論が巻き起こりました。
長期的に見ると、放流することが個体数の減少をもたらすという衝撃の内容です。
この論文をうけてという訳ではないのですが、昨年時点で段戸川C&R区間では成魚放流停止を決めていました。
今年から数年は実態の調査が重要です。
数年後には、「段戸川C&R区間ではヒレピンの魚が沢山泳いでいるじゃないか!」という状況を目指して運営していますので、今後とも暖かく見守って下さい(^^
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