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2026年 段戸川C&R区間 ― より「釣りやすく」「初心者にもやさしい川」へ ―

更新日:3 日前

いつも段戸川倶楽部の活動にご理解・ご協力をいただきありがとうございます。今回は、2026年シーズンに向けた段戸川キャッチアンドリリース区間の方針変更について、これまでの考え方と、その変化の理由を正直にお伝えします。

まずは解禁日のご案内です。名倉川漁協管轄エリアのあまご解禁日は、2026年3月1日の予定です。(正式な日程は漁協からの発表をご確認ください)

そして2026年、段戸川のキャッチアンドリリース区間は 「初心者の方や久しぶりの方にも、 安心して楽しんでもらえる釣り場」 へと大きく舵を切ります。


これまでの段戸川C&R区間の歩み


段戸川C&R区間は2018年、「名古屋から1時間圏内で、本格的な渓流釣りが楽しめる場所をつくりたい」という想いからスタートしました。

当初は、成魚放流を中心にした運営で、「釣れる川」として多くの方に楽しんでいただいていました。

一方で、こんな声もありました。

・ヒレが欠けた魚が混じる ・いかにも放流魚とわかる個体がいる

釣果は出るけれど、「本当に自然な渓流と言えるのか?」そんな疑問が、少しずつ倶楽部内で共有されるようになりました。


なぜ成魚放流をやめ、発眼卵放流を主体にしたのか


2023年シーズンから、段戸川倶楽部は成魚放流をやめ、野生魚の自然産卵と発眼卵放流を主体とする運営へ舵を切りました。


この判断は、コストだけが理由ではありません。

一番大きな目的は、

  • ヒレピンの魚だけが泳ぐ川にしたい

  • 人の手を入れすぎない、本来の河川状態に近づけたい

という、**段戸川C&R区間としての「理想」**でした。

成魚放流中心の川は、確かに釣れます。 しかしその一方で、ヒレが傷んだ魚が混じることも避けられません。

それに対して、

  • 野生魚の自然産卵

  • 発眼卵放流

で育った魚は、すべてがヒレピンで、川に馴染んだ姿になります。

段戸川を、“本来あるべき姿の川”に戻したいそれが、成魚放流をやめた本当の理由でした。


発眼卵放流を選んだ、もう一つの理由


もちろん、現実的な側面もあります。

水産関係の資料では、1尾の渓流魚を増やすためにかかるコストは、成魚放流よりも発眼卵放流の方が大幅に低いという結果が示されています。

同じ予算で、より多くの命を川に送り出せる。

これは、理想を継続するための現実的な裏付けでもありました。


ただ、理想だけでは届かなかった現実


数年間取り組んだ結果、段戸川の状態は確実に良くなりました。

ヒレピンの魚は増え、川としての“質”は間違いなく向上しています。

一方で、 ・魚影が薄く感じられる ・「最近、段戸川は難しい」という声が増えた

という現実もありました。

川としては理想に近づいている。でも、釣り場としての楽しさが足りない。

このギャップを、私たちは無視できませんでした。


2026年からの新しい取り組み

① 成魚放流を再開します

2026年シーズンより、発眼卵放流に加えて成魚放流も実施します。

これは方針転換ではありますが、「自然を軽視したから」ではなく、釣り人が楽しめる川を維持するための現実的な選択です。


これまでの取り組みがあったからこそ、今の段戸川の状態を正しく判断し、次の一手を選ぶことができました。


② 「濃密放流区」を設置します


特に放流量を多く設定する区間として、**C&R区間内の「G〜F 入渓ポイント間」**を濃密放流区として設定します。


この区間では、

・初めて段戸川に来た方

・久しぶりに渓流釣りをする方

・経験がまだ浅い方

にも、「段戸川って楽しい」と感じてもらえることを重視します。

もちろん、キャッチアンドリリース区間のルールはこれまで通りです。


③ 週末は倶楽部員がダンホ前に常駐します

2026年シーズンは、3月〜梅雨明け頃までの土日祝日を中心に、

8時〜14時の間、倶楽部員がダンホ前に常駐します。

・ポイントの入り方 ・ルールの確認 ・その日の状況 ・初心者向けのちょっとしたコツ

すべて 無料でご案内します。

「声をかけていいのかな?」→ ぜひ気軽に話しかけてください。

段戸川のことをよく知っているメンバーが、釣り人目線でお答えします。


最後に

段戸川倶楽部は、「魚を増やすこと」そのものが目的ではありません。

釣り人が、また来たくなる川をつくることそのために何が必要かを考え続けること


2026年は、「初心者にもやさしい段戸川」「1日10匹を目指せる段戸川」そんな“原点回帰”の一年にしたいと考えています。


ぜひ、2026年の段戸川を楽しみにしていてください。


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